報国寺、美しい竹林に囲まれた茶席で静かな一時を
Tweet本堂裏に広がる孟宗竹の竹林が有名で別名「竹の寺」とも呼ばれる報国寺。かつて足利、上杉両氏の菩提寺として栄えた臨済宗建長寺派の寺院で、創建は1334年と伝えられる鎌倉の古刹です。
豊かな自然の中に佇む古刹「報国寺」
JR鎌倉駅の東口から、京急バス「太刀洗行き」「金沢八景行き」「ハイランド行き」などの路線に乗車し、「浄明寺」バス停から徒歩5分ほどで到着できる報国寺。鎌倉の中でも北東に位置し、自然豊かな環境の中に佇む寺院です。
山門をくぐると、自然美と手入れされた美の融合した美しさが
報国寺の山門をくぐると、自然美を感じさせてくれる苔の庭と、その自然美の中にも、どこか人の手が加わった、これまた味わいの異なる美しさが、バランスよく同居している様を感じとる事ができました。報国寺の境内は決して広くはないのですが、本堂へと続く道は美しく、中でも本堂隣にある茅葺き屋根の鐘つき堂もまた趣を感じさせてくれます。
報国寺の境内からいよいよ、竹の庭へ
報国寺の境内奥から、いよいよ有名な「竹の庭」見学へと進む事ができます。ちなみに報国寺の場合、境内までは無料で入る事ができて、この「竹の庭」の見学費用は¥200、竹の庭の中にある茶席「休耕庵」で抹茶(お菓子付き)を頂く場合は別途¥500が必要となります。
奥深くへと続く石畳の道。目の前に竹林に囲まれた別世界が広がる
「竹の庭」入り口からいよいよ竹林へ。奥深くへと続く石畳の道を進むと、もうそこには別世界の光景が広がっています。天に向かって伸びる勇壮な孟宗竹の緑がとっても印象的、そして竹林の隙間から優しく降り注ぐ日の光が一気にざわついた心をクールダウンさせてくれます。
美しい竹林の中でほっと一息。茶席「休耕庵」で心の休息を
この美しい竹林の世界の中には「休耕庵」という茶席も設けられています。ここで抹茶を頂きながら竹林の深い緑、降り注ぐ柔らかな光を静かに眺めていると、何だか肩の力が自然と抜けていき、心がほぐされる感覚を覚えると思います。
写経にいそしむ女性の姿も。心穏やかに、静かな一時を
報国寺では日曜日(寺院都合で変更の場合もあり)に写経の会も行われているそうで、今回も静かに写経にいそしむ方々をお見かけました。少し驚いたのは、写経の会に参加されているのがほぼ全員女性だったことです。年配の方々かと思えばこれまた違って、最近は若い方も写経に参加されているようですよ。
報国寺は鎌倉の中でも一度は訪れておきたい寺院の1つ。美しい竹林の中に身を置いてみると、心が和み、感性が研ぎ澄まされる瞬間を感じるかもしれません。せっかく鎌倉を訪れるのであれば、目の保養だけでなく、心の保養も心がけたいものですね。
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