鶴岡八幡宮、倒壊したご神木が力強く再生、成長中
Tweet2010年3月10日の午前4時半頃、樹齢1000年を超える鶴岡八幡宮のご神木、大銀杏の木が根元から折れて倒れてしまいました。あれから1年を経てご神木は力強く再生、成長しています。
樹齢1000年を超えるご神木が未明の風雨に耐え切れず倒壊
鎌倉の歴史の生き証人とも言えるご神木の大銀杏。古く鎌倉時代には3代将軍源実朝の暗殺の舞台になったとも伝えられ、またその後も歴史上の数々の有名人が鶴岡八幡宮を参拝、このご神木はそれらをずっと見守ってきていたのだと思います。そして現代でも、このご神木は鎌倉市民にとっての心のランドマーク的な存在になっています。
2010年3月10日、深夜から早朝にかけて鎌倉の風雨は強くなり、未明の時間には雷が鳴っていたようにも記憶しています。そして朝のニュースで大銀杏が倒壊した事を知り、すぐに鶴岡八幡宮へ行ってみました。下の写真は朝の様子ですが、早朝にも関わらず多くの市民の方が心配して鶴岡八幡宮を訪れていました。
ご神木の再生を決定、大銀杏頑張れの寄せ書きもたくさん
根元から折れてしまった大銀杏、その後どうなってしまうのだろうと心配したのですが、鶴岡八幡宮の皆さん、そして専門家の皆さんが英知を結集し、再生に向けた取り組みが始まりました。根元の太い幹の部分が再度植えなおされ、若い枝の部分も再生と成長を願って新たに植えられました。
鶴岡八幡宮の境内に設けられた記帳所には日々多くの方々が訪れ、大銀杏頑張れ!の寄せ書きも集まり、鎌倉市民と観光客の皆さんとが一体になって、ご神木の再生を願っている姿がとても印象的でした。
あれから1年。若葉が生い茂り、再生、成長する姿を実感!
ご神木の倒壊から1年以上を経た今、大銀杏の木は元気な姿を取り戻しつつあります。若い葉が生い茂り、日に日に緑は濃く、葉の量も増えてきています。以前までの勇壮な姿を取り戻すにはあと1000年?かかるのかもしれませんが、鎌倉の歴史の生き証人は何とか危機を乗り越えて、未来へ向けての成長を取り戻しつつあります。
これからもご神木である大銀杏の様子を観察していきたいと思いますが、皆さんも鎌倉を訪れた際にはぜひ、大銀杏の木の健やかな成長を願い、そして温かく見守ってあげてください。
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